皆さん、こんにちは!
石橋さんちのぺー子(妻)です。
石橋さんち
東京都心暮らしの4人家族(ぴろ太(夫)、ペー子(妻)、たろち(娘)、じろち(息子))。資産2億円でフルFIRE目指して、仕事・育児・資産形成に励んでいます♪はじめましての方は自己紹介もどうぞ!
資産形成の出口戦略とは?
資産形成の「出口戦略」とは、貯めた資産を収入に変える、つまり、資産からお金を使える状態にすること。
大きく、資産を売却する方法と、配当金や分配金として受け取る方法の2種類があります。
FIREするなら絶対考えておかないといけないやつだね!
でも、どっちがいいんだろう…?
気になりますよね‼
私たち石橋さんちでは、インデックス・高配当・個別株・不動産の四刀流投資で資産形成をしているので、「出口戦略も複数合わせ技かな~」と漠然と考えていたのですが、
改めて出口戦略のメリット・デメリットとFIRE目標を考えることにしました。
瞬間最大風速だけど、資産1億円に到達したしね♪
出口戦略のメリット・デメリット
資産売却:資金効率は良いが、精神的につらい…?
一つ目は、株や投資信託などの資産を売却することによって、資産収入を得る方法。
この方法のメリットは資金効率が最もいいこと!
資金効率?
資金効率とは、元本をどれだけ早く福利の力で増やせるか?ということ。
通常、株や投資信託の売却益や配当・利子には、約20%の税金が課せられます。ならば、お金が必要になるギリギリまで税金を先延ばしにした方が、資産をより大きく育てることができるというわけ。
なる早で資産を大きくしたかったら、なるべく多くの元手を運用リスクにさらすべし!
とくに、全世界やアメリカのSP500など、代表的な株価指数に投資するインデックス投資なら分散効果で安定的な株価成長が狙えます。インデックス投資を一定の額・率で売却して、キャッシュフローの様に使おうという4%ルールも有名ですね。
一方でデメリットは、お金を使いたいタイミングで評価額が元本以下になっていると、資産を棄損してしまうこと。コップからあふれた水を使いたいのに、コップの中の水まで飲んじゃうことになるのです。
評価額が戻るまで、貯金で暮らせばいいんじゃないいでしゅか?
確かにそうなんですが、「○○ショック」のような大暴落が起きて株価が長期低迷したら…だいぶ不安になりそうですよね。
リーマンショックの時は、最大51%下落して、回復に5年かかったよ。
5年分の生活防衛資金(現金)をもってFIREする、というのもちょっと現実的ではないですよね💦
(例えば石橋さんちの場合は、年間生活費800万円×5年=4,000万円も必要。貯めるのも大変だし、これを平時は寝かせておくなんてもったいない…)
このように資産売却は、資産効率はいいけれど株価暴落時の精神面への配慮が必要な方法といえます。
配当金・分配金:感情的に楽だが、資金効率は悪い
もう一つの出口戦略は、資産からもらえる配当金や分配金を受け取る方法です。この場合は、株や投資信託は保有し続け、売却の必要はありません。
資産を売らずにお金が受け取れるなんて、めっちゃいい!
確かに、チャリンチャリンとお金が定期的に入ってくるって、夢のようですよね♪
配当金は株価ほど変動しないので、安定したキャッシュフローとして扱え、とっても魅力的です✨
一方で、配当金のデメリットは資金効率が悪いこと。というのも、配当金や分配金は資産を少しずつ売却するのと理論的には変わらないから。
というのも、配当金は企業の利益の一部を株主に配っているもの。もしこの利益を事業の元手に使えば、会社はもっと成長し、株価が伸びたかもしれない…。
配当金を出す=将来の資産額の成長を捨てているとも言えるから、理論的には定期的な資産売却と変わらないってわけ。
しかも、配当金には約20%の課税もあるので、配当が出るたびに20%減速することに。このように、同じ元手から資産を成長させるときは、配当を出す株は出さない株より資金効率で劣るのです。
同じく安定的なキャッシュフローである家賃収入との違い
同じく安定的なキャッシュフローに、家賃収入があります。保有している不動産を人に貸せば、毎月チャリンチャリンと家賃が振り込まれます♪
我が家も一件目のマイホームを賃貸中♪
年間210万円の家賃収入をゲットしてるよ。
家賃収入と配当金の違いは、手間の多さと将来的な増減の2点。
家賃収入の素となる不動産投資は、物件のメンテナンスや借主の対応などにある程度の手間がかかります💦これに比べると、配当金は本当に手間がかからない!一度高配当株を買ったら、決算や年間の配当額をチェックする以外に、何もすることはありません。
それから、家賃収入は物件の老朽化やリフォーム費用等を見越し、将来的に減額していくリスクを考えなければなりませんが、配当金は逆です。
増配(配当金が前の年より増えること)傾向の株を買えば、配当金は将来増えていきます(当たり前っちゃ、当たり前ですが)。もちろん減配するリスクも常にありますが、銘柄の選定でリスクはかなり下げることができます。
株が暴落しても家賃が同じように落ちるわけじゃないから、不動産投資は資産の分散という意味では有力だよ♪
ある意味、配当金と家賃収入の両方を持っていれば、リスクを補填しあえるので、将来にわたってキャッシュフローが安定するってことですね♪
先輩FIRE民はどっちが多い?
実際にFIREしている人の出口戦略は、どっちが多いんだろう?
投資系YouTuberやインフルエンサーにはサイドFIRE民が多く、副業の事業収益と配当金で暮らしているパターンをよく目にします。
私が参加しているコミュニティFIRE Hub/Be Genkiの代表のGenkiさんも事業収益+配当金のサイドFIREだそう。
じゃあ発信活動をしていない人はどうかな~?というと、コミュニティの先輩FIRE民を見る限り、やはり配当金や家賃収入といったキャッシュフロー派が多いとようです。
というか、4%ルールのような定期的な資産売却をしているFIRE民は、私が知る限りお一人💦
(きちんとアンケートを取ったわけではないですが)
一貫して高配当株投資で配当金を積み上げてきた方もいれば、投資・暗号資産・事業売却・相続などそれぞれの方法で資産を築き、出口戦略として高配当株や不動産に転換した方も。
せっかくFIREしたからには、お金の管理は楽にして自由な生活を楽しみたい、という気持ちの表れかもしれないですね(^^)/✨
4%ルールは無理じゃないんだろうけど、ちょっと窮屈なのかもね?
石橋さんちの出口戦略
「金持ちは資産を売らない」
結論から言うと、石橋さんちでも今後はキャッシュフローをより重視することにしました。
やはりFIREしてお給料がなくなる中、定期的なキャッシュフローは心強い。多くのFIRE民の先輩と同じく、お金に縛られない生活を味わいたいですしね。
それからぴろ太は昔から、
金持ちは簡単に資産を売らない。積み上げていくから金持ちになるんだ。
と言っていて。
例えば、1件目のマンションも上記の理由で売らずに貸す選択をしました。マンション価格が高騰して含み益がたっぷり乗っているので、売却してインデックスに投資するのも大いにアリだったのですが…
(2024年の利回りをみると、惜しかった気もする‥(笑))
いくら合理的でも、感情がついていかないことはやるべきじゃないかな。
しかし、売るのが苦手な人がデイトレに励んでいるのも、なんか無理筋な気がします…(笑)
それはそれとして、利益を上げられる日が来るのか??
目標:年間配当金400万円
ということで、これまではFIREまでの目標として資産額2億円を掲げていましたが、あらたに年間配当金400万円(税後)を掲げたいと思います‼
現状不動産投資の手残りが210万円なので、キャッシュフローはあわせて約600万円。
年間生活費800万円の3/4を賄える水準です✨
残り200万円は売却が必要ですが、不動産を除く運用資産1.5億円の1.5%程度の売却で済むので、資産枯渇は心配しなくてよくなります。
配当金積み増し、頑張るぞ~!
理論と感情_自分に合った出口戦略を
資産形成の出口戦略は人それぞれ。
資産効率ももちろん大事ですが、リスク許容度や理想とするライフスタイルに合わせて、自分に合った戦略を立てたいですね♪
ではでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございます(^^)/
ペー子(妻)
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